ジーンズのおはなし|埼玉大宮亜洲’S

1890年代に出現したジーンズ。誰もが知るLevi’sリーバイスです。

そのvintageヴィンテージを紐解いていくと、第二次大戦に翻弄されつつも「労働着」として改善を続けた証が、随所のデザインやディテールに現れています。

亜洲’Sがspecial make upとしてリリースしているジーンズは、世のレプリカジーンズではなく、

『The Original; スーパービンテージを縫っていた時代。その時代そのままのミシンが世の中には残っており、それらをリビルドして縫製可能にしたマシンを動かして縫製する物作り。』

です。滋賀県近江のコナーズソーイングファクトリー(繊研新聞記事)のバックアップを得て、リリースさせて頂いていますが、そのディテールとジーンズの歴史を以下で対照していきます。

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↑トップボタン脇のVステッチ;1937年頃に開始。

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↑バックポケットの隠しリベット。これも1937年頃に。

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↑フロントボタン裏生地にロック処理;1906年に開始した処理

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↑フロントトップボタン下に3つのボタンフライ;1890年開始当初は、この3つボタンでスタート。最下部にはリベットを打つが、現代ではステッチ。
1936年には4つボタンになるようですが、1941年にはまた3つボタンが見られたりします。

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↑ポケットサイドのステッチ;1922年にスタート。赤耳(セルビッジデニム)とほぼ同時。後年、赤タブの片面⇒両面に移っていくが、「長いサイドステッチ=片面タブ」とほぼ同義に。

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↑セルビッジ(上、アウトシーム側);赤耳となるのは1922年頃で、チェーンステッチも同時期にスタート。

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亜洲’S special make upの証、赤タブ(両面)

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↑ポケットスレーキに施したユニオンギャランティー;亜洲’S special make up

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↑【革パッチ】イタリア産の「ブルガノ」というベジタブルタンニンレザーを採用。
焼印と刻印は当店で行っています。;亜洲’S special make up

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ASHOES&SUNS WORKS JEANS(Lot A01XX)

お話は尽きませんが、このリジッド(生デニム)、真剣に昔のミシンで一人の男が縫い上げているのです。情熱を込めて、丹精込めて。

店舗名 Ashoes メンズセレクトショップ 亜洲’S アシューズ
所在地 330-0845
埼玉県さいたま市大宮区仲町3-102-1 1階
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