チノパン 1942年モデル Early Military Chinos|埼玉大宮亜洲’S

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↑【ワイドシルエット チノパン】
BUZZ RICKSON’S バズリクソンズ EARLY MILITARY CHINOS 1942 MODEL BEIGE(01)

米軍の制服に採用されたチノパンが現在の形に落ち着いた1942年当時の軍支給品を復刻したモデル。1942大戦モデルが起源のチノということになります。(写真は同社の品質検査証)

ジーンズ同様に、チノに関する歴史も相当に長いものがあるようです。
ここでは長く書きませんが、そのエッセンスだけを書き出すと、
1.チノの起源
1890年頃に英国がインドで作っていた通称”カーキ”は、10年後に米軍が中国生産分の採用を決めた際に、中国(China)を意味するスペイン語の音から”チノ”と呼ばれるようになった。
2.1941年
米軍の将校に穿かせる為に、高級感ある光沢や生地感、ディテールなど整備し、そのスタイルが完成したのが1941、42年頃と言われています。この「41カーキ」が現代のチノパンの完成形、原型と言われる所以です。(上のバズリクソンズは1年後1942年モデルを踏襲)
3.70年代にファッション化 映画、プレッピー、日本にも
米軍将校の制服、光沢ある生地感という素質からも、チノパンはミリタリー、紳士の正装トラウザー、ファッションをいずれも満足させるボトムとして汎用性が高まりました。
その後もレプリカブームなどで、チノ(特に大戦モデル)を穿く意識は高まり、広まったのです。

ということで、チノパンはジーンズに次ぐボトムとして認識されているのです。

戦後(1945)の混乱期から、スカジャンなどで米軍と取引を続けた東洋エンタープライズ社のバズリクソンズだけに、チノ作りにかけても経験と実績が裏付けられています。
ここからは、その特徴を簡単にご説明しましょう。

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BUZZ RICKSON’S バズリクソンズ EARLY MILITARY CHINOS 1942 MODEL BEIGE(01)

↓トップボタンに刻印された “US ARMY”。軍服だったチノを静かに語るデザイン。

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↓センターの丁寧な巻き縫いから左にオフセットされたベルトループ。戦中戦後のヴィンテージジーンズにも見られたディテール。巻き縫いは2本針。

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↓斜めに入るスラントポケットも、大戦当時のディテール。

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↓ポケット口は両玉縁仕様。高度な技術を要する丁寧な縫製です。

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70年代の映画で、ラルフローレンを女優に穿かせてから広まったチノパンファッションというのも、リアル感があってわくわくします。その模様をイラストにしているのは、イラストレーターでも有名な 石川三千花さんです。映画の金曜ロードショーでも、上演後にワンシーンを切り取った鋭い視点が好きだったなぁ。
(下の画像左、ダイアンキートンが穿くパンツがチノです)
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(絵ほか 出典:FASHION & CINEMA ファッションと映画とニューヨーク Vol.2 2015.5.7 UP)
http://www.newyorker.co.jp/magazine/lifestyle/2814/

ということで、歴史あるバズリクソンズのチノパンは、3つのシルエットを用意しています。

チノパン>http://www.ashoes.co.jp/fs/ashoes/c/kind38

 

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