Champion チャンピオン 88/12 Tシャツ|埼玉大宮亜洲’S

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ブログタイトル「チャンピオン 88」と、この画像を見て「杢」と想起する方、なかなかの通ですな。^^

画像からも、そのソフトさ、肌触りのよさが想像できるでしょうか。
コットン88%にレーヨン12%を混ぜた、俗に「88/12, チャンピオン88, 12ワンツー」と呼ばれる、滑らかさが特徴の繊維、生地のことです。

(88/12 Tシャツの特徴)
1.肌触りが大変柔らかく、滑らかさがある
2.吸湿性、放湿性に優れる
3.光沢があり、染め易く美しい生地
4.再生繊維のレーヨンが入り、廃棄、焼却しても無害(自然に戻る)
5.レーヨンは静電気を起こし難い
6.写真のようにメランジ(霜降り、杢)紋様の生地である

レーヨンが入ると、コットンよりもテンションに弱く、糸が切れやすくなることもあって、
低いテンションでソフトに織る「丸胴」にしています。ボディに縫い目が無い「丸胴」なので
着た時にも縫い目が当たることはありません。

この昔ながらの製法で織るチャンピオン 88は、チャンピオンが2010年に久し振りに復刻生産したものです。上記の特徴の中でも、独特のメランジ、ソフトで滑らかな肌触りが往年のファンに指示されている所以で、古着ファンやアメカジに詳しい方にとっても、このチャンピオン 88は懐かしさとともに待ち焦がれた復刻でもあるわけです。
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(豆知識)
レーヨン: 1855年にシャルドネ社(仏)によって特許取得された当時、ピロキシリンと呼ばれた合成繊維。当時の組成では大変に燃え易かったので、後にセルロース再生繊維セルロースとして改良されています。(レーヨン、リヨセル、キュプラなど同義)
その語源、ray(光り、光沢)+cotton(綿)=rayonの通り、光沢に大きな特徴がありました。

今では88/12繊維を使ってTシャツボディを作る企業もありますが、歴史を誇るチャンピオン 88ボディは「スポーツウェア企業+素材開発」というブランドが確立しています。
しかもチャンピオンは製品洗い処理をしています。これは恐らく、プリントや生地の風合いをより良くする為、昔のビンテージ感を強める為、そして昔の88/12は洗うと斜行や多少の縮みがあったので、それらのイレギュラーを少しでも少なくする為と想像します。

Champion チャンピオン 88/12 Tシャツ

 

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