本当のカシミヤ100%のセーター 埼玉大宮亜洲’S

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ASHOES&SUNS WORKS プルオーバー クルーネック 【カシミヤ 100%】

 

【カシミヤとは】
カシミヤとはカシミヤ山羊の剛毛の内側にある産毛。一頭から採れる量はわずかに100グラム前後です。セーター1枚を作るのに2~3頭分が必要といわれています。今回編まれたカシミヤ糸は内モンゴル自治区南部、標高1500メートルを超えるアラシャン地方にいるカシミヤ山羊の産毛です。

【なぜ、カシミヤが温かいのか】
カシミヤの繊維の太さは約13・5マイクロン(1マイクロンは1/1000ミリ)から16・5マイクロン。モヘアが約34から40マイクロン、多くの羊毛は大体20マイクロン前後ですから如何にカシミヤが細いかがご理解いただけると思います。その細い繊維の間に空気を抱えることで保温性に長けています。人間の髪の毛と同じく、キューティクルがあり、内側が暑いときは広がり、寒くなると閉じる、そんな自然の空気調節を行ってくれる便利な素材です。

【使われているカシミヤ糸】
カシミヤは「流通量は生産量の4倍」とよく言われる素材です。識別方法の難しさから羊毛などを混ぜる・加工を施すなど偽装が後を絶たないのも事実です。さらに、同じカシミヤでも等級がありますので、さらに難しくなります。
こちらのニットに使われているカシミヤ糸は、東洋紡糸のカシミヤ糸「PIARA」を使用しています。この会社は、CCMI(カシミアヤ及びキャメル製造業者協会)というこだわりの糸を紡績している会社のみが加入している連盟に加盟しています。世界で20社未満の加盟会社の中には、ブルネロクチネリ・カリアッヂ・ジョンストンズ・ロロピアーナなど世界の名立たるメーカーがございます。そこに肩を並べて日本からは東洋紡糸と深喜毛織の2社のみが加盟しています。ですので、海外メーカーに負けない最高峰の糸を使っていることは紛れもない事実です。

【徹底したこだわり】
ニットの生産は9割近くが東・東南アジアが現状の中、当店のニットは日本国内で作られています。見た目の華やかさはなくとも、リンキング処理の美しさや、天竺編みのキメ細かさは日本人ならではの丁寧な仕事です。

【セーターの取り扱いについて】
このセーターは、最初の段階はあえて目が詰まり、縮絨が強くかかった状態です。カシミヤ好きの方からすると触れたときに「あれ?」という印象をもたれるかもしれません。しかし、この状態は年に数回ご自宅で手洗いし、3~4年経ったころが一番柔らかい風合いになることを狙った仕上げです。買った直後が一番柔らかい状態ではなく、着ていく毎により柔らかくなる。これこそ長く着るうえで大切なことです。

やや詰まったネックラインは内側にシャツを合わせてもカットソーの上に着ても問題ないデザイン。リブも詰まり気味に仕上がっているので、着ていく毎に馴染んできます。ブランドタグは手縫いで1点1点縫い付けられています。


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