ANDERSEN-ANDERSEN(アンデルセンアンデルセン)|埼玉大宮亜洲’S

本日は2016A/Wの目玉になるであろうニットブランドのご紹介です。

まだ梅雨明け前ですが、早くも予約で数が減り始めたので、ご紹介させて下さい。

 

まずはブランドから。

ANDERSEN-ANDERSEN(アンデルセンアンデルセン)

2009年、デンマークのアンデルセン夫妻によりスタート。

アートディレクターであるPeter Kjaer-Andersen(ピーター ケアー アンデルセン)と、
彼のパートナーであるCathrine Lundgren-Andersen(キャサリン ラングレン アンデルセン)のアンデルセン夫妻によって設立されたANDERSEN-ANDERSEN(アンデルセン-アンデルセン)。
コペンハーゲンの港を見下ろすスタジオを拠点に活動しています。

海洋国家であるデンマークは昔からニットが非常に盛んでしたが、近年は後継者不足から産業が減少傾向にありました。
しかし、アンデルセン夫妻はこの伝統的なデンマークのニット文化を継承していきたいという想いから昔ながらの編み方を継承しつつ、デ ンマークのユトランド半島にて生産を始めました。
また定番であるタートルタイプは、デンマークで昔から着られている船員や漁師・ハンターのニットウエアのデザインにインスピレーションを受けて作られており、前後どちらでも着られるニットは忙しい船員達が前後気にすることなく、気軽に着られるように作られています。

“making the World’s best sailor sweaters.”
― 最高のセーラーセーターを創りあげる ―

海洋国であるデンマークの人々にとって、大切な道具として古くから愛されてきたセーラーセーター(フィッシャーマンセーター)。
現在は大量生産と効率をもとめる潮流に流され、多くの創り手が伝統を手放しています。
母国デンマークでさえも、昔ながらの非効率な製法を継承するニッターがほとんどいないのが現実です。
忘れ去られようとしている伝統を、後世にも引き継いでいきたいという思いから、セーラーセーターの原型を研究し、最高の毛糸を求め、手間の掛かる仕様を実現できるニッタ―を探し、そして創りあげたのが、このANDERSEN-ANDERSENのセーラーセーターです。

皆さんには是非、長く着込み愛用して頂きたい。 そうしてリペアを繰り返しながら、愛する人に受継がれていく事を願っています。

 

 

すでにご存知の方からすると、「おー!」となるブランドかと思います。ついに取り扱うことが決まりました。

思えば、昨年の9月頃でしょうか。

私自身、気になったブランドは取り扱う前に1シーズン着用することを心がけており、購入し一冬を越しました。そこで実感した保温性と汎用性、タフな素材感、ストイックな面構えに完全に虜になり、「これは是非とも皆様にご紹介したい!」という想いが込み上げてきました。

が、すでに多くのセレクトショップで取り扱われている現状、駄目元で代理店に連絡させていただいたのが始まり。

「一度見に来てください」の言葉を(勝手に)良いように解釈したうえで、12月の展示会でサンプルを拝見し、もう「取り扱わせて下さい」の1点張りだった私の熱意が通じて(かどうかはさておきまして…)、なんとか検討していただくことに。

そこから紆余曲折ありましたが、ようやくここまでたどり着くことができました。
(営業のN野さん、本当にありがとうございます!!)

と、懐かしい思い出に浸っているところでは御座いませんので、商品をご紹介です。

商品はまだ届いていないので、私物でご勘弁を。
(多少毛玉などが付いていて、見苦しいかと思いますが、ご了承ください)

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THE NAVY -TURTLE NECK- color:BLACK
※品名のNAVYは色名ではなく、海軍。

デザインの特徴として、上の紹介でもあった通り、「前後どちらでも着られるニット」。単純に利便性だけを考えた物ですが、ジーンズしかり、こうしたワーク・ミリタリーなどの純粋な仕様には、心擽られます。

見た目で分かりやすいような物は一切なく、ミニマルなデザインで、普遍性をもち永く着ることができます。先程の、「皆さんには是非、長く着込み愛用して頂きたい。 そうしてリペアを繰り返しながら、愛する人に受継がれていく事を願っています。」ということが本当に可能だと思わせてくれます。

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編糸は、本体部-6本取り

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リブは8本取り

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イタリアのファクトリーで編まれた肉厚な5ゲージ。もちろんフルファッション製法。

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分かりにくいですが、中央にカン留め。セーターにカン留めは滅多に聞きません。

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リブ部分は長めに設定され、サムホールがありますので、手袋代わりにも可能。折り返すこともできます。

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タグの言葉でとどめをさされました。

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そして、もちろん自宅にて洗濯可。船乗りや漁師のための服ですから、当然。

そんなスペックを兼ね備えたセーター。

当店発注色・モデルは以下です↓

and67826-1ANDERSEN-ANDERSEN アンデルセン-アンデルセン
(予約)THE NAVY – TURTLE NECK Off White

and67827-1ANDERSEN-ANDERSEN アンデルセン-アンデルセン
(予約)THE NAVY – TURTLE NECK Blue

and67828-1ANDERSEN-ANDERSEN アンデルセン-アンデルセン
(予約)THE NAVY – TURTLE NECK Grey

and67829-1ANDERSEN-ANDERSEN アンデルセン-アンデルセン
(予約)THE NAVY – CREW NECK Off White

and67830-1ANDERSEN-ANDERSEN アンデルセン-アンデルセン
(予約)THE NAVY – CREW NECK Blue

and67831-1ANDERSEN-ANDERSEN アンデルセン-アンデルセン
(予約)THE NAVY – CREW NECK Grey

 

まだまだ暑いタイミングでは御座いますが、昨年は8月・9月に完売したショップもあったようで、結局寒くなった年末・寒さが厳しくなった2月にはどこも完売状態だったようです。

その影響もあってか、早くも数名の方が予約されています。

あとは、永く着ることができるという点でしょうか。安い物を沢山買って、数年で買い替える。そんなサイクルに疲れた方のニーズも強まっているのではないかと。

 

決してお安い物ではありませんが、自信をもってオススメさせていただきます。

 

ASHOES 大宮店には、私物を展示していますので、お近くの方は是非一度ご試着にいらして下さい。

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