Red Wing Klondike レッドウィングクロンダイク|埼玉大宮亜洲’S

dsc_0090
写真 下)クロンダイクのEngineer #9268, 上)革の芯まで黒いblack chromeのEngineer “2268

12月から亜洲’Sで取扱OKとなった、Red WingのKlondikeクロンダイクとIrish Setterアイリッシュセッターのカテゴリーですが、何故亜洲’Sがそれをセレクトするのか、何が凄いのかについてお話しておきたいと思います。

(用語)
・Klondike leather クロンダイク(皮革)
昔のレッドウィング(特にエンジニア)の黒レザーは、履くうちに色落ちしていくと、徐々に焦げ茶に見えていきました。これは、表面が黒塗装、内側は茶のクラスト(二次なめし後、染など仕上げ工程前の革)であることから、中の茶色が現れてくる現象ですが、当時からこれが「味」として絶賛されていたのです。⇒ これを茶芯と呼びます。

その後、塗料の有機溶剤が世界的な環境問題となって、従来の黒塗装が出来なくなってしまいます。世界でも数少ない革のタンナーであるレッドウィング社は、水性塗料を開発することで環境問題をクリアーし、更に水性塗料と親和性の高い(油分を減らした)レザーを同時開発して、以前の茶芯の色味、風合い、色落ちを再現することに成功しました。これがクロンダイクです。

つまり、昔のヴィンテージブーツの茶芯、色落ちを復活させたということで、大変価値の高い仕事だったわけです。このKlondike仕様は、数あるレッドウィングシューズでもほんの一部(5型程度)のみ採用であり、とても貴重なモデルとなっています。⇒ Klondike仕様モデル=#9268(Eng.), #9210(Log.), #9874(Moc), #9870(Round), #9894(Oxf.2017SS new)

dsc_0088

dsc_0096

dsc_0064

ところで、このクロンダイクをセレクトした亜洲’Sですが、このKlondikeは「一部の販売店舗のみでの取り扱い」という店舗限定versionなんですな。亜洲’Sでは約20年前にRed Wingの直輸入を始めましたが、昨年Red Wing Japan社から正規取扱店の契約を頂いて、これらのセレクトが出来るようになったのです。当時輸入した#2268も茶芯であることが目で見て分かるので、茶芯の醍醐味を今日お届けできることはとても嬉しい。店頭でその20年経年変化エンジニアもご覧頂けますので、是非ご来店下さい。

RED WING レッドウィング

店舗名 Ashoes メンズセレクトショップ 亜洲’S アシューズ
所在地 330-0845
埼玉県さいたま市大宮区仲町3-102-1 1階
電話番号 048-650-7008
メールアドレス support2@ashoes.co.jp
ホームページURL http://www.ashoes.co.jp


カテゴリー: RedWing レッドウィング, レザー,leather, 靴,Shoe パーマリンク